今日の株式見通し-堅調か 利下げ期待が高まり米国株は大幅高
東京市場は堅調か。先週末の米国株は上昇。ダウ平均は601ドル高の43840ドルで取引を終えた。FRBがインフレ指標として注視するPCE価格指数が市場予想並みの結果となり、利下げ期待が高まった。10年債利回りが低下し、幅広い銘柄が上昇。前の日に決算で売られたエヌビディアも4%近く上昇した。トランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の交渉決裂が伝わったことで下げに転じる場面はあったものの、終盤にかけては騰勢を強め、高値圏で取引を終了した。ドル円は足元150円70銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて480円高の37590円、ドル建てが495円高の37605円で取引を終えた。
米国株の上昇を好感した買いが入ると予想する。地政学リスクの高まりは懸念材料ではあるが、米国株には非常に強い動きが見られた。米長期金利の低下を受けてもドル円は円安(ドル高)に振れており、日本株には素直に買いが入りやすい。直近で大きく売られた半導体株がエヌビディア株高や円安を追い風として、戻りの先導役になると見込まれる。日経平均は前営業日に4桁下落となった反動で、大きく水準を切り上げることになるだろう。予想レンジは37400円-37900円。
米国株の上昇を好感した買いが入ると予想する。地政学リスクの高まりは懸念材料ではあるが、米国株には非常に強い動きが見られた。米長期金利の低下を受けてもドル円は円安(ドル高)に振れており、日本株には素直に買いが入りやすい。直近で大きく売られた半導体株がエヌビディア株高や円安を追い風として、戻りの先導役になると見込まれる。日経平均は前営業日に4桁下落となった反動で、大きく水準を切り上げることになるだろう。予想レンジは37400円-37900円。