株式明日の戦略-3月は大幅高スタート、早々に38000円台を回復できるか
3月に入り3日の日経平均は大幅反発。終値は629円高の37785円。2月28日の米国では、長期金利の低下やエヌビディアの大幅高を好感して、ダウ平均が600ドルを超える上昇。これを受けて400円超上昇して始まった。前場では開始直後に上げ幅を500円超に広げた後は伸び悩んだ。一方、萎んでも37300円台では改めての買いが入った。下値不安が和らいだ後場には、緩やかに水準を切り上げる流れが続いた。終盤にかけては上げ幅を600円超に拡大。37800円台に乗せる場面もあり、高値圏で終了した。
東証プライムの売買代金は概算で4兆1800億円。業種別では全33業種が上昇。サービス、保険、輸送用機器などの動きが良かった一方、その他製品、金属製品、化学などが相対的に見劣りする上昇となった。トランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領のホワイトハウスでの交渉が決裂し、地政学リスクが意識されたことから、IHI<7013.T>、三菱重工業<7011.T>、川崎重工業<7012.T>など防衛関連が急伸。半面、1Qが大幅な減益となったキタック<4707.T>が急落した。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1407/値下がり202。自己株取得を発表したリクルートHDが6.9%高。主力どころではトヨタやファーストリテイリングの動きが良かった。トランプ大統領のSNSへの投稿を手がかりに暗号資産関連が物色されており、足元で売り込まれていたメタプラネットが一転ストップ高と騰勢を強めた。グループ再編に関連するリリースを材料にイオンモールが急騰し、イオンディライトがストップ高。イオンファンタジーやイオンFSなどイオン系銘柄の物色が活発となり、イオンも3%を超える上昇となった。
一方、DeNAが商いを伴って7%を超える下落。米エヌビディアの大幅高を受けて躍進が期待された半導体はレーザーテックやSCREENなど下げる銘柄が結構あり、キオクシアやソシオネクストは大幅安となった。任天堂やソニーGなどゲーム株が逆行安。遅延していた本決算を発表し、前期が大幅な最終赤字となったアドバンスクリエイトがストップ安比例配分となった。
日経平均は大幅高。米長期金利の低下を受けても為替は円安(ドル高)に振れたことから、米国株の上昇を素直に好感する動きとなった。半導体株主導とならなかったことにはやや意外感もあるが、全面高かつ、ローソク足では下に長いヒゲをつけた陽線を形成しており、あす以降の上昇にも期待が持てる。きょうの終値は37785円。早々に38000円を上回ることができるようなら、2月28日の1100円安が下にオーバーシュートしすぎたとの見方が強まる。きょう下げなかったことがひとまず安心できる動きではあるが、大きな上昇となっただけに、間を置かず一段高となる展開に期待したい。
東証プライムの売買代金は概算で4兆1800億円。業種別では全33業種が上昇。サービス、保険、輸送用機器などの動きが良かった一方、その他製品、金属製品、化学などが相対的に見劣りする上昇となった。トランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領のホワイトハウスでの交渉が決裂し、地政学リスクが意識されたことから、IHI<7013.T>、三菱重工業<7011.T>、川崎重工業<7012.T>など防衛関連が急伸。半面、1Qが大幅な減益となったキタック<4707.T>が急落した。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1407/値下がり202。自己株取得を発表したリクルートHDが6.9%高。主力どころではトヨタやファーストリテイリングの動きが良かった。トランプ大統領のSNSへの投稿を手がかりに暗号資産関連が物色されており、足元で売り込まれていたメタプラネットが一転ストップ高と騰勢を強めた。グループ再編に関連するリリースを材料にイオンモールが急騰し、イオンディライトがストップ高。イオンファンタジーやイオンFSなどイオン系銘柄の物色が活発となり、イオンも3%を超える上昇となった。
一方、DeNAが商いを伴って7%を超える下落。米エヌビディアの大幅高を受けて躍進が期待された半導体はレーザーテックやSCREENなど下げる銘柄が結構あり、キオクシアやソシオネクストは大幅安となった。任天堂やソニーGなどゲーム株が逆行安。遅延していた本決算を発表し、前期が大幅な最終赤字となったアドバンスクリエイトがストップ安比例配分となった。
日経平均は大幅高。米長期金利の低下を受けても為替は円安(ドル高)に振れたことから、米国株の上昇を素直に好感する動きとなった。半導体株主導とならなかったことにはやや意外感もあるが、全面高かつ、ローソク足では下に長いヒゲをつけた陽線を形成しており、あす以降の上昇にも期待が持てる。きょうの終値は37785円。早々に38000円を上回ることができるようなら、2月28日の1100円安が下にオーバーシュートしすぎたとの見方が強まる。きょう下げなかったことがひとまず安心できる動きではあるが、大きな上昇となっただけに、間を置かず一段高となる展開に期待したい。