ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、堅調

 3日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは堅調。24時時点では1.0477ドルと22時時点(1.0470ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。ウクライナ情勢に対する過度な懸念が後退する中、NY市場に入ってもユーロ買い・ドル売りの流れが続いた。2月米ISM製造業景況指数が50.3と予想の50.5を下回ったこともドル売りを促し、24時過ぎに一時1.0495ドルと日通し高値を更新した。

 ドル円は上値が重い。24時時点では150.64円と22時時点(151.23円)と比べて59銭程度のドル安水準だった。21時過ぎに一時151.30円と日通し高値を付けたものの、2月20日の高値151.48円が目先レジスタンスとして意識されると上値が重くなった。2月米ISM製造業景況指数の下振れも相場の重しとなり、150.33円付近まで下押しした。

 ユーロ円は上げ幅を縮小。24時時点では157.84円と22時時点(158.35円)と比べて51銭程度のユーロ安水準。22時前に一時158.47円と日通し高値を付けたものの、ドル円の上値が重くなるとユーロ円も伸び悩んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.95円 - 151.30円
ユーロドル:1.0371ドル - 1.0495ドル
ユーロ円:155.93円 - 158.47円


(中村)
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