東京外国為替市場概況・15時 ドル円、戻り限定的

 10日午後の東京外国為替市場でドル円は戻り限定的。15時時点では147.52円と12時時点(147.60円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。後場に入り日経平均が底堅く推移するのをながめ、一時147.80円付近まで戻すも、早朝に付けた日通し高値を前に頭打ちとなった。
 なお、新発10年債利回りは一時1.575%と2008年10月以来の高水準に上昇したが、為替の反応は限定的となっている。

 ユーロドルは小動き。15時時点では1.0835ドルと12時時点(1.0837ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。14時過ぎに1.0828ドルまで下押すも一時的で、その後は1.08ドル台前半で方向感に乏しい展開だった。

 ユーロ円はもみ合い。15時時点では159.85円と12時時点(159.95円)と比べて10銭程度のユーロ安水準だった。ドル円、ユーロドル共に方向感が出なかったこともあり、160円を挟んでの上下が続いた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.09円 - 147.99円
ユーロドル:1.0828ドル - 1.0871ドル
ユーロ円:159.78円 - 160.45円

(川畑)
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