東京外国為替市場概況・8時 ドル円、売り先行

 10日の東京外国為替市場でドル円は売り先行。8時時点では147.48円とニューヨーク市場の終値(148.04円)と比べて56銭程度のドル安水準だった。早朝の商いの薄い時間帯にまとまった売りが持ち込まれる形で一時147.48円まで下押ししている。日銀の早期利上げ観測が高まるなか、8時30分発表の1月毎月勤労統計への警戒感も背景にあるか。

 ユーロ円も弱含み。8時時点では160.01円とニューヨーク市場の終値(160.36円)と比べて35銭程度のユーロ安水準だった。対ドル主導で円高が進んだ流れに沿って一時160.00円まで値を下げている。なお、先週末のCME225先物は37270円と大阪取引所比で500円高で引けた。

 ユーロドルは8時時点では1.0849ドルとニューヨーク市場の終値(1.0833ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円の下落に伴って1.0860ドルまで上げる場面があった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.48円 - 147.99円
ユーロドル:1.0831ドル - 1.0860ドル
ユーロ円:160.00円 - 160.45円


(越後)
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