ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、上値が重い

 7日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重い。2時時点では147.14円と24時時点(147.51円)と比べて37銭程度のドル安水準。147円を割り込んだ後は達成感もあり、147.73円前後まで買い戻された。しかし、反発していた米株が徐々に下げ幅を広げると、ドル円も147.03円近辺まで下押すなど上値が重く、日通し安値に接近している。ダウ平均は一時400ドル超下落し、ナスダック総合は最高値からの下落率が10%超に達し調整局面入りとなっている。

 ユーロドルはもみ合い。2時時点では1.0858ドルと24時時点(1.0853ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。1.0886ドル近辺まで上昇する場面もあったが、米雇用統計後につけた高値1.0889ドルには届かず買いは一服となった。もっとも、下値を追いかけて売るほどの勢いもなく1.08ドル半ばを中心にもみ合いになっている。

 ユーロ円も売り優勢。2時時点では159.77円と24時時点(160.10円)と比べて33銭程度のユーロ安水準。一時160.75円まで上昇したが、米株安を嫌気し徐々に売りが優勢になっている。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.95円 - 148.16円
ユーロドル:1.0781ドル - 1.0889ドル
ユーロ円:159.28円 - 160.75円


(松井)
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