ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、買い戻し

 7日のニューヨーク外国為替市場でドル円は買い戻し。4時時点では147.98円と2時時点(147.14円)と比べて84銭程度のドル高水準。トランプ米大統領がカナダに対する相互関税を発動するとの発言が伝わると、関税合戦による景気停滞懸念が高まり株安とともに146.96円付近まで弱含んだ。ただ日通し安値の146.95円を割り込めず、400ドルを超えていた下落していたダウ平均がプラス圏を回復すると雇用統計後につけた戻り高値147.96円を上抜け4時前には148.03円前後まで買い戻された。米10年債利回りが4.32%台まで上昇したことも支えになった。

 ユーロドルは上値が重い。4時時点では1.0840ドルと2時時点(1.0858ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ安水準。米長期金利の上昇で徐々に上値が重くなり1.0826ドル付近まで弱含んだ。

 ユーロ円は堅調。4時時点では160.40円と2時時点(159.77円)と比べて63銭程度のユーロ高水準。米株の反発を好感しドル円が買い戻されると、ユーロ円も160.40円台までつれ高になり堅調推移。
 

本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.95円 - 148.16円
ユーロドル:1.0781ドル - 1.0889ドル
ユーロ円:159.28円 - 160.75円


(松井)
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