東京外国為替市場概況・12時 ドル円、上昇一服

 14日の東京外国為替市場でドル円は上昇一服。12時時点では148.25円とニューヨーク市場の終値(147.81円)と比べて44銭程度のドル高水準だった。実質5・10日(ゴトー日)東京仲値にかけたドル買いフローの勢いは148.43円まで上昇したところで一巡。NY引けより高めな水準で時間外取引の動意を再開した米10年債利回りも4.28%前後で膠着気味となっており、ドル円は148円前半でもみ合った。

 ユーロドルは重い動き。12時時点では1.0840ドルとニューヨーク市場の終値(1.0852ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利が小幅高の水準を維持するなか、円相場中心の為替推移とあって対円でユーロもドルの上昇一服とともに伸び悩んだ影響か、ユーロドルは下押し。1.0834ドルまで下値を探った。

 ユーロ円は伸び悩み。12時時点では160.70円とニューヨーク市場の終値(160.42円)と比べて28銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇一服にともなってクロス円の円安推移も総じて一巡。ユーロ円は160.60円付近へ下押した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.75円 - 148.43円
ユーロドル:1.0834ドル - 1.0859ドル
ユーロ円:160.31円 - 160.99円

(関口)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。