ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、下げ渋り

 13日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。4時時点では147.74円と2時時点(147.58円)と比べて16銭程度のドル高水準だった。米株が下げ幅を広げるとクロス円と共にリスク回避の円買いが強まり、147.42円まで日通し安値を更新。もっとも一時680ドル超安まで下落したダウ平均が380ドル超安まで切り返すと、為替は円売り戻しの動きに。一時147.79円まで持ち直し、その後の下押しも限られた。

 ユーロ円は下落一服。4時時点では160.35円と2時時点(160.46円)と比べて11銭程度のユーロ安水準だった。株安を受けたリスクオフの円買い外貨売りで160.06円まで本日レンジの下限を広げた。もっともその後、株の下げ幅縮小につれて160.41円付近まで反発した。
 ほか、豪ドル円は92.54円を下値に92.90円台、カナダドル円も102.05円から102.50円手前まで水準を戻した。

 ユーロドルはじり安。4時時点では1.0853ドルと2時時点(1.0872ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円の下落につれて1.0850ドル台でじり安となり、その後の戻しも限られた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.42円 - 148.38円
ユーロドル:1.0823ドル - 1.0897ドル
ユーロ円:160.06円 - 161.52円


(小針)
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