ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、戻り限定

 11日のニューヨーク外国為替市場でドル円は戻りが限定。2時時点では147.28円と24時時点(147.32円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが上昇すると147.70円台まで持ち直す場面があった。しかしながら米長期金利の動きが一服し、株式市場が下げ幅を広げ始めると上値を切り下げる展開に。再び147.20円台まで水準を落とした。

 ユーロ円は伸び悩み。2時時点では160.91円と24時時点(160.86円)と比べて5銭程度のユーロ高水準。ドル円の持ち直しとともに、24時半過ぎには161.30円台まで持ち直した。もっとも主要な欧州株市場が軟調なまま終え、米株への売りも強まると再び緩み、160.90円割れまで下押した。

 ユーロドルは2時時点では1.0925ドルと24時時点(1.0919ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。1.0920ドル台を中心に底堅く推移し、昨年11月6日の高値1.0937ドルを睨んだ動きが続いている。
 なお、このところ堅調なユーロ豪ドルは1.7419豪ドルまで約5年ぶりの高値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.54円 - 148.11円
ユーロドル:1.0830ドル - 1.0931ドル
ユーロ円:158.98円 - 161.73円


(小針)
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