ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、上値重い
11日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重い。24時時点では147.32円と22時時点(147.78円)と比べて46銭程度のドル安水準だった。1月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が774.0万件と予想の763.0万件を上回ったことが分かると円売り・ドル買いが先行。一時148.11円と本日高値に面合わせした。
ただ、トランプ米大統領がカナダ産鉄鋼・アルミニウムの輸入関税を25%から50%に引き上げるよう商務長官に指示したと明らかにすると、米国株が下落し、米長期金利が低下に転じた。ドル円にも売りが出て、147.27円付近まで下押しした。
ユーロドルは伸び悩み。24時時点では1.0919ドルと22時時点(1.0918ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。23時前に一時1.0931ドルと昨年11月6日以来の高値を付けたものの、同日高値1.0937ドルが目先レジスタンスとして意識されると上昇が一服した。
ユーロ円は上げ幅を縮小。24時時点では160.86円と22時時点(161.35円)と比べて49銭程度のユーロ安水準。23時前に一時161.73円と日通し高値を付けたものの、買い一巡後は上値が重くなった。トランプ米政権による関税政策などを背景に米景気懸念が一段と高まると米国株相場が軟調に推移。投資家がリスク回避姿勢を強め円買い・ユーロ売りが入った。
米ドルカナダドルは一時1.4519カナダドルまで上昇した。トランプ米大統領がカナダへの関税強化を表明するとカナダドル売りが広がった。カナダドル円も一時101.46円と日通し安値を更新した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.54円 - 148.11円
ユーロドル:1.0830ドル - 1.0931ドル
ユーロ円:158.98円 - 161.73円
(中村)
ただ、トランプ米大統領がカナダ産鉄鋼・アルミニウムの輸入関税を25%から50%に引き上げるよう商務長官に指示したと明らかにすると、米国株が下落し、米長期金利が低下に転じた。ドル円にも売りが出て、147.27円付近まで下押しした。
ユーロドルは伸び悩み。24時時点では1.0919ドルと22時時点(1.0918ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。23時前に一時1.0931ドルと昨年11月6日以来の高値を付けたものの、同日高値1.0937ドルが目先レジスタンスとして意識されると上昇が一服した。
ユーロ円は上げ幅を縮小。24時時点では160.86円と22時時点(161.35円)と比べて49銭程度のユーロ安水準。23時前に一時161.73円と日通し高値を付けたものの、買い一巡後は上値が重くなった。トランプ米政権による関税政策などを背景に米景気懸念が一段と高まると米国株相場が軟調に推移。投資家がリスク回避姿勢を強め円買い・ユーロ売りが入った。
米ドルカナダドルは一時1.4519カナダドルまで上昇した。トランプ米大統領がカナダへの関税強化を表明するとカナダドル売りが広がった。カナダドル円も一時101.46円と日通し安値を更新した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.54円 - 148.11円
ユーロドル:1.0830ドル - 1.0931ドル
ユーロ円:158.98円 - 161.73円
(中村)