ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、下げ渋り

 10日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。4時時点では147.23円と2時時点(147.26円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。米株の大幅安や原油先物の下落を背景にドルが対資源国通貨で強含み、その影響を受けて147円前半で下げ渋った。一時147.39円までじり高となった。
 豪ドル/ドルは0.6267ドル、NZドル/ドルが0.5693ドルまで下落し、ドル/カナダドル(CAD)は1.4469CADまで上げ幅を広げた。

 ユーロドルは小安い。4時時点では1.0828ドルと2時時点(1.0830ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。豪ドル/ドルなどの下落につれて1.0840ドル台から1.0820ドル割れまで下押すも、売り一巡後は1.0820ドル台で小幅に上下した。

 ユーロ円は4時時点では159.43円と2時時点(159.48円)と比べて5銭程度のユーロ安水準。159円半ばで方向感がでなかった。一方、株安を受けてオセアニア通貨は対円でも弱含み、豪ドル円は92.19円、NZドル円が83.74円まで日通し安値を更新した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.64円 - 147.99円
ユーロドル:1.0805ドル - 1.0875ドル
ユーロ円:158.90円 - 160.45円


(小針)
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