東京外国為替市場概況・10時 ドル円、強含み

 14日の東京外国為替市場でドル円は強含み。10時時点では148.29円とニューヨーク市場の終値(147.81円)と比べて48銭程度のドル高水準だった。時間外の米長期金利が小幅ながら上昇し、日経平均株価がプラス圏を回復すると148.33円まで強含んだ。実質5・10日(ゴトー日)で東京仲値の値決めにかけてドル買いが優勢だったことも下値を支えた。

 ユーロドルは小動き。10時時点では1.0849ドルとニューヨーク市場の終値(1.0852ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。対円でドル買いが進むと1.0847ドルまで小幅に売られる場面もあったが、ユーロ円の買いが支えになり小幅なレンジからは抜け出せずにいる。

 ユーロ円は堅調。10時時点では160.88円とニューヨーク市場の終値(160.42円)と比べて46銭程度のユーロ高水準だった。日米株価指数が買われていることで、クロス円は総じて堅調。ユーロ円が160.99円までじり高になったほか、豪ドル円は93.27円、NZドル円は84.60円まで上昇。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.75円 - 148.33円
ユーロドル:1.0847ドル - 1.0856ドル
ユーロ円:160.31円 - 160.99円


(松井)
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