ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、弱含み

 14日のニューヨーク外国為替市場でドル円は弱含み。2時時点では148.35円と24時時点(148.46円)と比べて11銭程度のドル安水準だった。148.50円台で頭を抑えられて148.26円前後まで上値を切り下げた。欧州序盤に149円台、NY序盤には148円後半の重さを確認しており、週末を控えた持ち高調整の売りも出ていたもよう。米10年債利回りが伸び悩んでいることも重しとなった。

 ユーロ円は下げ渋り。2時時点では161.44円と24時時点(161.49円)と比べて5銭程度のユーロ安水準。ドル円の下落につれて一時161.30円割れまで下押した。もっとも一巡後は161.50円台まで下値を切り上げる動きに。欧州株が全面高で終え、米株も堅調な動きだったことが支えとなった。

 ユーロドルはじり高。2時時点では1.0883ドルと24時時点(1.0877ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ円が下押すタイミングで1.0860ドル台まで緩むも、ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに向けて1.0880ドル台まで切り返した。その後も底堅く、1.0890ドル近辺まで買われた。
 なお、プーチン露大統領の発言「米国との関係について進展が見られる」などが伝わっている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.75円 - 149.02円
ユーロドル:1.0831ドル - 1.0912ドル
ユーロ円:160.31円 - 162.33円


(小針)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。