今日の株式見通し=軟調か 米国ではグロース株が下げを先導

 東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は260ドル安の41581ドルで取引を終えた。FOMCの結果発表を翌日に控える中、テスラ、エヌビディア、アルファベットなどグロース株が弱く、全体でもリスク回避の様相が強まった。ドル円は足元149円40銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて85円安の37535円、ドル建てが30円高の37650円で取引を終えた。

 米国株安を受けて売りに押されると予想する。本日は日銀金融政策決定会合の結果発表日だが、今回は政策金利の据え置きが濃厚。東京市場はあす20日が休場となるが、本日引け後には植田総裁会見、米国ではFOMCの結果発表やパウエルFRB議長の会見があり、これらを前に買い手控えムードが強まりやすい。FOMCが米国株高を呼び込む可能性もあるだけに、深押しするようなら下値は拾われるとみる。また、ドル円が円安気味に推移していることは日本株の支えとなる。場中は方向感が定まらず、下げては幾分戻すといった動きを繰り返すだろう。日経平均の予想レンジは37400円-38000円。
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