ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円 下落
19日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下落。4時時点では148.83円と2時時点(149.93円)と比べて1円10銭程度のドル安水準。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表後に米長期金利の低下に伴い、ドル売りが優勢となった。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見を受けてもドル売りが継続し、149円を割り込み一時148.67円まで急落した。米10年債利回りは4.24%台まで低下した。
FRBは市場予想通り政策金利を据え置いた。金利見通しの中央値は年内の追加利下げ回数が2回のまま維持されたが、今年のGDP見通しを従来の2.1%%から1.7%に大幅に下方修正した。パウエルFRB議長は、政策スタンスの調整を急ぐ必要はないと述べた。また、関税インフレは一時的なものになるとの見解を示すも、関税でインフレ抑制の進展が遅れる可能性を指摘し、関税による不確実性を強調した。
ユーロドルは下げ渋る。4時時点では1.0908ドルと2時時点(1.0885ドル)と比べて0.0023ドル程度のユーロ高水準。売りが先行し2時30分ごろには1.0861ドルまで下押したが、米金融政策イベントを受けてドル売りが優勢になると1.09ドル前半まで切り返した。
ユーロ円は弱含み。4時時点では162.37円と2時時点(163.23円)と比べて86銭程度のユーロ安水準。ドル円の下げにつられる格好で、162.17円まで日通しの安値を更新した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.67円 - 150.15円
ユーロドル:1.0861ドル - 1.0947ドル
ユーロ円:162.17円 - 163.88円
(金)
FRBは市場予想通り政策金利を据え置いた。金利見通しの中央値は年内の追加利下げ回数が2回のまま維持されたが、今年のGDP見通しを従来の2.1%%から1.7%に大幅に下方修正した。パウエルFRB議長は、政策スタンスの調整を急ぐ必要はないと述べた。また、関税インフレは一時的なものになるとの見解を示すも、関税でインフレ抑制の進展が遅れる可能性を指摘し、関税による不確実性を強調した。
ユーロドルは下げ渋る。4時時点では1.0908ドルと2時時点(1.0885ドル)と比べて0.0023ドル程度のユーロ高水準。売りが先行し2時30分ごろには1.0861ドルまで下押したが、米金融政策イベントを受けてドル売りが優勢になると1.09ドル前半まで切り返した。
ユーロ円は弱含み。4時時点では162.37円と2時時点(163.23円)と比べて86銭程度のユーロ安水準。ドル円の下げにつられる格好で、162.17円まで日通しの安値を更新した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.67円 - 150.15円
ユーロドル:1.0861ドル - 1.0947ドル
ユーロ円:162.17円 - 163.88円
(金)