ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円 上昇一服

 20日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上昇が一服。2時時点では148.75円と24時時点(148.70円)と比べて5銭程度のドル高水準。米10年債利回りの下げ幅縮小の動きも支えに148.96円まで日通しの高値を更新した。ただ、149円台復帰には至らず、米株の伸び悩みも重しに買いが一服し、148円後半での小動きにとどまっている。

 ユーロドルは下げ渋る。2時時点では1.0848ドルと24時時点(1.0830ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ高水準。ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が関税合戦によるユーロ圏経済の下押しに懸念を示したことを背景とした売りが一服し、1.08ドル半ばまで持ち直した。

 ユーロ円は2時時点で161.37円と24時時点(161.04円)と比べて33銭程度のユーロ高水準。ドル円の底堅い動きが支えとなるなか、ユーロドルの買い戻しにつられ161円半ばまで切り返した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.18円 - 148.96円
ユーロドル:1.0815ドル - 1.0917ドル
ユーロ円:160.74円 - 162.33円


(金)
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