東京外国為替市場概況・17時 ポンド、弱含み

 26日午後の東京外国為替市場でポンドは弱含み。2月英消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったことを背景に売りが進行。対ドルでは1.2903ドルまで下落したほか、対円では194円台半ばから194.06円前後まで値を下げている。なお、短期金利市場では5月の利下げ確率は80%程度織り込まれているという。

 ユーロ円は買い一服。17時時点では162.22円と15時時点(162.29円)と比べて7銭程度のユーロ安水準だった。東京時間からの強い地合いを引き継いで欧州派入り際には一時162.44円まで日通し高値を付けた。もっとも、一巡すると利食い売りなどから上値がやや重くなっている。

 ドル円は小安い。17時時点では150.40円と15時時点(150.47円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。時間外で米10年債利回りが上昇幅を縮めたことが嫌気され150.20円台までじりじりと上値を切り下げた。

 ユーロドルは17時時点では1.0786ドルと15時時点(1.0785ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。引き続き1.07ドル台後半でこう着している。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:149.84円 - 150.62円
ユーロドル:1.0778ドル - 1.0797ドル
ユーロ円:161.68円 - 162.44円

(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。