欧州マーケットダイジェスト・26日 株まちまち・ポンド安・ユーロ失速
(26日終値:27日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=150.42円(26日15時時点比▲0.05円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=161.80円(▲0.49円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0756ドル(▲0.0029ドル)
FTSE100種総合株価指数:8689.59(前営業日比△25.79)
ドイツ株式指数(DAX):22839.03(▲270.76)
10年物英国債利回り:4.728%(▲0.025%)
10年物独国債利回り:2.795%(▲0.003%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
2月英消費者物価指数(CPI)
(前月比) 0.4% ▲0.1%
(前年比) 2.8% 3.0%
CPIコア指数
(前年比) 3.5% 3.7%
2月英小売物価指数(RPI)
(前月比) 0.6% ▲0.1%
(前年比) 3.4% 3.6%
3月仏消費者信頼感指数
92 93
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は底堅い動き。日銀審議委員に本日就任した小枝淳子氏が「実質金利は極めて低い」「基調的なインフレは緩やかに上がっている」などと発言したことをきっかけに円買い・ドル売りが先行。19時30分前に一時150.02円付近まで下押しした。ただ、アジア時間に付けた日通し安値149.84円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢となった。
NYの取引時間帯に入り、2月米耐久財受注額が予想を上回ると円売り・ドル買いが活発化。米長期金利の上昇に伴うドル買いも入ると、アジア時間の高値150.62円を上抜けて一時150.75円まで上値を伸ばした。
もっとも、前日の欧州時間の高値150.77円や同日高値の150.94円が目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。
・ポンドドルは軟調。2月英消費者物価指数(CPI)が予想を下回ると全般ポンド売りが先行。米長期金利の上昇に伴うドル買いも入り、22時30分過ぎに一時1.2875ドルと日通し安値を更新した。
なお、英政府は春季予算案を発表し、今年のGDP成長率を従来の2%から1%に下方修正した。また、リーブス英財務相は会見で「米関税発動の場合、目標年度の経常収支の黒字をほぼゼロに減少させる可能性がある」などと述べた。
・ユーロドルは頭が重かった。欧州市場序盤に一時1.0803ドルと日通し高値を付けたものの、前日の高値1.0830ドルがレジスタンスとして意識されると失速した。NY市場に入ると米経済指標の上振れや米長期金利の上昇を受けてユーロ売り・ドル買いが進んだ。
レビット米ホワイトハウス報道官が「トランプ米大統領は午後4時(日本時間5時)に記者会見を開き、輸入自動車への関税措置を発表する」と明らかにすると、米政権の関税政策への懸念からユーロ売り・ドル買いが加速。2時30分過ぎに一時1.0752ドルと日通し安値を更新した。
・ユーロ円は上値が重かった。ドル円の上昇につれた買いが入ると0時30分前に一時162.61円と本日高値を付けたものの、米政権の政策を巡る不透明感は根強い中、ユーロドルの下落につれた売りが出ると161.64円の本日安値まで押し戻された。市場では「米関税政策への警戒感から投資家心理は晴れない」との声が聞かれた。一時は230ドル超上昇したダウ平均は失速し、210ドル超下落した。
・ロンドン株式相場は続伸。2月英CPIが予想を下回ると、英中銀(BOE)が利下げに動きやすくなるとの思惑から英長期金利が低下。投資家心理が改善し、株買いを促した。原油高を背景にBPやシェルなどエネルギー株が買われたほか、ナショナルグリッドやSSEなど公共事業株も値上がりした。
・フランクフルト株式相場は反落。買い先行で始まったものの、米政権の政策を巡る不透明感は根強く、すぐに失速した。本日の米国株が下落すると独株も引けにかけて下げ幅を広げた。個別ではザルトリウス(5.52%安)やインフィニオン・テクノロジーズ(3.45%安)、SAP(3.34%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は上昇。英インフレ指標の下振れを受けて英国債が買われた。
(中村)
ドル・円相場:1ドル=150.42円(26日15時時点比▲0.05円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=161.80円(▲0.49円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0756ドル(▲0.0029ドル)
FTSE100種総合株価指数:8689.59(前営業日比△25.79)
ドイツ株式指数(DAX):22839.03(▲270.76)
10年物英国債利回り:4.728%(▲0.025%)
10年物独国債利回り:2.795%(▲0.003%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
2月英消費者物価指数(CPI)
(前月比) 0.4% ▲0.1%
(前年比) 2.8% 3.0%
CPIコア指数
(前年比) 3.5% 3.7%
2月英小売物価指数(RPI)
(前月比) 0.6% ▲0.1%
(前年比) 3.4% 3.6%
3月仏消費者信頼感指数
92 93
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は底堅い動き。日銀審議委員に本日就任した小枝淳子氏が「実質金利は極めて低い」「基調的なインフレは緩やかに上がっている」などと発言したことをきっかけに円買い・ドル売りが先行。19時30分前に一時150.02円付近まで下押しした。ただ、アジア時間に付けた日通し安値149.84円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢となった。
NYの取引時間帯に入り、2月米耐久財受注額が予想を上回ると円売り・ドル買いが活発化。米長期金利の上昇に伴うドル買いも入ると、アジア時間の高値150.62円を上抜けて一時150.75円まで上値を伸ばした。
もっとも、前日の欧州時間の高値150.77円や同日高値の150.94円が目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。
・ポンドドルは軟調。2月英消費者物価指数(CPI)が予想を下回ると全般ポンド売りが先行。米長期金利の上昇に伴うドル買いも入り、22時30分過ぎに一時1.2875ドルと日通し安値を更新した。
なお、英政府は春季予算案を発表し、今年のGDP成長率を従来の2%から1%に下方修正した。また、リーブス英財務相は会見で「米関税発動の場合、目標年度の経常収支の黒字をほぼゼロに減少させる可能性がある」などと述べた。
・ユーロドルは頭が重かった。欧州市場序盤に一時1.0803ドルと日通し高値を付けたものの、前日の高値1.0830ドルがレジスタンスとして意識されると失速した。NY市場に入ると米経済指標の上振れや米長期金利の上昇を受けてユーロ売り・ドル買いが進んだ。
レビット米ホワイトハウス報道官が「トランプ米大統領は午後4時(日本時間5時)に記者会見を開き、輸入自動車への関税措置を発表する」と明らかにすると、米政権の関税政策への懸念からユーロ売り・ドル買いが加速。2時30分過ぎに一時1.0752ドルと日通し安値を更新した。
・ユーロ円は上値が重かった。ドル円の上昇につれた買いが入ると0時30分前に一時162.61円と本日高値を付けたものの、米政権の政策を巡る不透明感は根強い中、ユーロドルの下落につれた売りが出ると161.64円の本日安値まで押し戻された。市場では「米関税政策への警戒感から投資家心理は晴れない」との声が聞かれた。一時は230ドル超上昇したダウ平均は失速し、210ドル超下落した。
・ロンドン株式相場は続伸。2月英CPIが予想を下回ると、英中銀(BOE)が利下げに動きやすくなるとの思惑から英長期金利が低下。投資家心理が改善し、株買いを促した。原油高を背景にBPやシェルなどエネルギー株が買われたほか、ナショナルグリッドやSSEなど公共事業株も値上がりした。
・フランクフルト株式相場は反落。買い先行で始まったものの、米政権の政策を巡る不透明感は根強く、すぐに失速した。本日の米国株が下落すると独株も引けにかけて下げ幅を広げた。個別ではザルトリウス(5.52%安)やインフィニオン・テクノロジーズ(3.45%安)、SAP(3.34%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は上昇。英インフレ指標の下振れを受けて英国債が買われた。
(中村)