東京外国為替市場概況・17時 ドル円 重い動きが継続

 31日午後の東京外国為替市場でドル円は重い動きが継続。17時時点では149.13円と15時時点(149.04円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。トランプ関税懸念を背景とした上値の重い動きが続いており、149.20円台で戻りが抑えられると再び売りに押され148.70円まで安値を更新した。

 ユーロ円は戻りが鈍い。17時時点では161.53円と15時時点(161.46円)と比べて7銭程度のユーロ高水準だった。リスクオフの円買いの流れが続くなか161.05円まで安値を更新した。下げが一服するとやや買い戻しが入るも戻りは161円半ばで抑えられている。日経平均は1502.77円安の35617.56円で大引けし、今年最大の下げを記録した。

 ユーロドルは方向感が鈍い。17時時点では1.0831ドルと15時時点(1.0834ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。低水準で戻りが鈍い米長期金利の動きも支えに一時1.0849ドルまで高値を更新するも、リスクオフムードが強くユーロ買いは進まず、1.08ドル前半で方向感の欠ける動きが継続。
 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.70円 - 149.84円
ユーロドル:1.0805ドル - 1.0849ドル
ユーロ円:161.05円 - 162.28円


(金)
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