ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、145.20円と半年ぶり安値
3日のニューヨーク外国為替市場でドル円はさえない。24時時点では145.42円と22時時点(145.88円)と比べて46銭程度のドル安水準だった。トランプ米政権による「相互関税」導入を受けて世界的に株価が下落すると、リスク回避の円買い・ドル売りが進行。23時発表の3月米ISM非製造業景況指数が50.8と予想の53.0を下回ったことが分かると、米長期金利の低下とともにドル売りが加速し一時145.20円と昨年10月2日以来約半年ぶりの安値を付けた。なお、米長期金利の指標となる米10年債利回りは節目の4%を割り込み、一時3.9966%前後と昨年10月以来の低水準を記録した。
ただ、急ピッチで下落した反動でショートカバーなどが出ると145.91円付近まで下げ渋った。本日の高値149.28円からすでに4円以上下落しているだけに短期的な戻りを期待した買いも入った。
ユーロドルは強含み。24時時点では1.1118ドルと22時時点(1.1081ドル)と比べて0.0037ドル程度のユーロ高水準だった。低調な米経済指標を受けて米長期金利が低下すると全般ドル売りが優勢になった。
ユーロ円は24時時点では161.68円と22時時点(161.65円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の下落につれた売りが出ると一時161.15円付近まで売られたものの、ユーロドルの上昇につれた買いが入ると持ち直した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.20円 - 149.28円
ユーロドル:1.0805ドル - 1.1144ドル
ユーロ円:160.12円 - 163.04円
(中村)
ただ、急ピッチで下落した反動でショートカバーなどが出ると145.91円付近まで下げ渋った。本日の高値149.28円からすでに4円以上下落しているだけに短期的な戻りを期待した買いも入った。
ユーロドルは強含み。24時時点では1.1118ドルと22時時点(1.1081ドル)と比べて0.0037ドル程度のユーロ高水準だった。低調な米経済指標を受けて米長期金利が低下すると全般ドル売りが優勢になった。
ユーロ円は24時時点では161.68円と22時時点(161.65円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の下落につれた売りが出ると一時161.15円付近まで売られたものの、ユーロドルの上昇につれた買いが入ると持ち直した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.20円 - 149.28円
ユーロドル:1.0805ドル - 1.1144ドル
ユーロ円:160.12円 - 163.04円
(中村)