ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、下値を広げる

 8日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下値を広げる。4時時点では146.39円と2時時点(146.54円)と比べて15銭程度のドル安水準だった。米中貿易摩擦の激化懸念を嫌気してリスク回避ムードとなる中、146.25円まで下落して日通し安値を更新。その後の戻りも146.70円台に留まると、ダウ平均が一時マイナスに転じるのをながめて146.26円付近まで下押して本日安値に接近した。

 ユーロドルは小高い。4時時点では1.0951ドルと2時時点(1.0929ドル)と比べて0.0022ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円でドル売りとなった影響を受けて1.0970ドル付近まで小幅に値を上げる場面が見られた。

 ユーロ円は上値が重い。4時時点では160.32円と2時時点(160.15円)と比べて17銭程度のユーロ高水準だった。ダウ平均の上げ幅縮小をながめて160.03円まで下落して日通し安値を更新。その後はユーロドルに連れて160.80円台まで上昇するも、ダウ平均が一時下げに転じたこともあり160.20円前後に押し戻された。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.25円 - 148.12円
ユーロドル:1.0889ドル - 1.0992ドル
ユーロ円:160.03円 - 162.20円


(川畑)
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