ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、動き落ち着く

 10日のニューヨーク外国為替市場でドル円は動き落ち着く。4時時点では144.58円と2時時点(144.53円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。1時前に144円レベルでの下値の堅さを確認した後の買戻しの流れが144.80円台で一服すると、その後は144.60円を挟んでのもみ合いが続いた。

 ユーロドルは上値を広げる。4時時点では1.1214ドルと2時時点(1.1196ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ高水準だった。NY序盤からのドル売りの流れが続く中、1.1241ドルまで上昇して23年7月以来の高値を付けた。
 また、ドルスイスフランは15年1月以来となる0.8232フランまで下落している。

 ユーロ円は上昇。4時時点では162.13円と2時時点(161.82円)と比べて31銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇に連れて162.58円まで一段高となった。一時2100ドル超下落したダウ平均が下げ幅を縮小したことも追い風となったか。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.02円 - 147.87円
ユーロドル:1.0943ドル - 1.1241ドル
ユーロ円:160.88円 - 162.58円


(川畑)
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