東京マーケットダイジェスト・11日 ドル安・株大幅安
ドル円:1ドル=143.59円(前営業日NY終値比▲0.86円)
ユーロ円:1ユーロ=162.01円(△0.21円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1283ドル(△0.0082ドル)
日経平均株価:33585.58円(前営業日比▲1023.42円)
東証株価指数(TOPIX):2466.91(▲72.49)
債券先物6月物:141.07円(△0.79円)
新発10年物国債利回り:1.345%(▲0.025%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
<発表値> <前回発表値>
3月マネーストックM2
前年同月比 0.8% 1.2%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は弱含み。本日のアジア市場でも米中貿易戦争激化への懸念から「米トリプル安(米株安・米債券安・ドル安)」の動きが先行した。日経平均株価の大幅安も相場の重しとなり、9時過ぎには一時142.89円まで下押し。ただ、午後に再び売りが進んだ場面で安値更新に失敗すると、144円台を回復した。その後は米株先物がプラス圏に浮上、米長期金利も低下に転じており(債券高)、米国売りの流れも全般に巻き戻されている。
・ユーロドルは強含み。全般にドル売りが進んだ流れに沿って、2022年2月以来の高値となる1.1383ドルまで上値を伸ばした。もっとも、その後は買いも一服して1.12ドル台半ばまで押し戻された。
・ユーロ円は神経質な動き。ユーロドルが急伸した場面では162.64円まで上昇したものの、総じてドル絡みの取引が中心であったため、162.00円を挟んだ水準で神経質に上下した。
・日経平均株価は大幅反落。米中間の貿易摩擦激化への懸念から前日の米国株式相場が大幅に下落し、この日の東京市場でもリスク回避目的の売りが先行した。外国為替市場で円高が進行していることも相場の重し。株価指数先物主導で下げ幅を拡大し、指数は一時2000円近く下げる場面も見られた。もっとも、引けにかけては週末を前に買い戻しなども入ったことから下げ渋った。
・債券先物相場は反発。米中関税措置を受けた株安を受けて安全資産とされる債券買いが優勢に。一時141円18銭まで上昇する場面があった。
(岩間)
ユーロ円:1ユーロ=162.01円(△0.21円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1283ドル(△0.0082ドル)
日経平均株価:33585.58円(前営業日比▲1023.42円)
東証株価指数(TOPIX):2466.91(▲72.49)
債券先物6月物:141.07円(△0.79円)
新発10年物国債利回り:1.345%(▲0.025%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
<発表値> <前回発表値>
3月マネーストックM2
前年同月比 0.8% 1.2%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は弱含み。本日のアジア市場でも米中貿易戦争激化への懸念から「米トリプル安(米株安・米債券安・ドル安)」の動きが先行した。日経平均株価の大幅安も相場の重しとなり、9時過ぎには一時142.89円まで下押し。ただ、午後に再び売りが進んだ場面で安値更新に失敗すると、144円台を回復した。その後は米株先物がプラス圏に浮上、米長期金利も低下に転じており(債券高)、米国売りの流れも全般に巻き戻されている。
・ユーロドルは強含み。全般にドル売りが進んだ流れに沿って、2022年2月以来の高値となる1.1383ドルまで上値を伸ばした。もっとも、その後は買いも一服して1.12ドル台半ばまで押し戻された。
・ユーロ円は神経質な動き。ユーロドルが急伸した場面では162.64円まで上昇したものの、総じてドル絡みの取引が中心であったため、162.00円を挟んだ水準で神経質に上下した。
・日経平均株価は大幅反落。米中間の貿易摩擦激化への懸念から前日の米国株式相場が大幅に下落し、この日の東京市場でもリスク回避目的の売りが先行した。外国為替市場で円高が進行していることも相場の重し。株価指数先物主導で下げ幅を拡大し、指数は一時2000円近く下げる場面も見られた。もっとも、引けにかけては週末を前に買い戻しなども入ったことから下げ渋った。
・債券先物相場は反発。米中関税措置を受けた株安を受けて安全資産とされる債券買いが優勢に。一時141円18銭まで上昇する場面があった。
(岩間)