東京外国為替市場概況・10時 ドル円、軟調
14日の東京外国為替市場でドル円は弱含み。10時時点では142.89円とニューヨーク市場の終値(143.54円)と比べて65銭程度のドル安水準だった。早朝に144円台の重さを確認し、東京勢の本格参入後は売りが優勢となった。高寄りした日経平均は700円超まで上げ幅を拡大したものの、ドル円の支えとはならず。赤沢経済再生相の発言「為替については日米財務相の間で緊密に議論していく」が伝わると、10時過ぎには142.83円まで売り押された。
なお一部報道によれば、植田日銀総裁はこの後11時過ぎに衆院予算委員会に出席するもよう。
ユーロ円は上値が重い。10時時点では162.40円とニューヨーク市場の終値(163.03円)と比べて63銭程度のユーロ安水準だった。ドル円同様に株高への反応は鈍く、163円台に乗せたところで頭を抑えられると、162円台で下値を試す展開に。赤沢再生相の発言をきっかけにドル円が緩むと、つれて162.36円までユーロ安円高が進んだ。
ユーロドルは底堅い。10時時点では1.1365ドルとニューヨーク市場の終値(1.1355ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円のドル安基調に影響を受け、一時1.1376ドルまで上昇した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.83円 - 144.31円
ユーロドル:1.1280ドル - 1.1376ドル
ユーロ円:162.36円 - 163.55円
(小針)
なお一部報道によれば、植田日銀総裁はこの後11時過ぎに衆院予算委員会に出席するもよう。
ユーロ円は上値が重い。10時時点では162.40円とニューヨーク市場の終値(163.03円)と比べて63銭程度のユーロ安水準だった。ドル円同様に株高への反応は鈍く、163円台に乗せたところで頭を抑えられると、162円台で下値を試す展開に。赤沢再生相の発言をきっかけにドル円が緩むと、つれて162.36円までユーロ安円高が進んだ。
ユーロドルは底堅い。10時時点では1.1365ドルとニューヨーク市場の終値(1.1355ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円のドル安基調に影響を受け、一時1.1376ドルまで上昇した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.83円 - 144.31円
ユーロドル:1.1280ドル - 1.1376ドル
ユーロ円:162.36円 - 163.55円
(小針)