株式明日の戦略-大幅高も終盤失速 まだ底打ち期待は高まらず
14日の日経平均は反発。終値は396円高の33982円。米国株高を好感して寄り付きから400円を超える上昇。節目の34000円を上回った。序盤で上げ幅を700円超に広げたところでいったん失速したが、34000円を割り込むと改めての買いが入った。後場に入ると500~600円程度高い水準でもみ合う時間が長かった。しかし、終盤にかけては再び上げ幅を縮小。大幅高ではあったものの大引けが後場の安値となり、34000円を下回って取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆8700億円。業種別では医薬品、その他製品、化学などが上昇した一方、海運、空運、輸送用機器などが下落した。前期の上振れ着地や今期の大幅営業増益計画が好感されたオキサイド<6521.T>が急騰。半面、今期の見通しが市場の期待に届かなかったIDOM<7599.T>が急落した。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1322/値下がり276。米国でエヌビディアやアップルが大幅高となった流れを受けて、アドバンテスト、ディスコなど半導体株や、TDK、太陽誘電など電子部品株が大幅上昇。任天堂、バンナムHD、コナミGなどゲーム株の一角に資金が向かった。業種では武田や中外製薬など薬品株に強い動きが見られた。業績関連のリリースを材料にジンズHDやローツェが急騰した。
半面、三菱重工、川崎重工、IHIの防衛大手3社がそろって下落。トヨタ、マツダ、SUBARUなど自動車株が弱かった。良品計画は上方修正を発表したものの、期待も相応に高く、目先の材料出尽くしで2%を超える下落。前期が減益着地となったイオンが4%を超える下落となった。業績関連のリリースを材料に寿スピリッツやPR TIMESが急落した。
日経平均は反発。上げ幅を700円超に広げる場面もあったが、大引けが後場の安値と引け味は良くなかった。34000円を下回って終えており、TOPIXは安値引け。きょうの上昇に関しては底打ち期待が高まったというよりも、売る理由が乏しかったという印象が強い。2894円高となった先週10日の高値34639円を超えてくれば、今回のトランプ関税に端を発した株安には一巡感が出てくる。一方、この日の高値を上回るのに日数を要すようだと、7日の安値30792円からのリバウンドに一巡感が出てくる。週初から3桁の上昇となったことは期待の持てる動きではあるだけに、34000円どころでもたつくことなく戻りを強めることができるかが注目される。
東証プライムの売買代金は概算で3兆8700億円。業種別では医薬品、その他製品、化学などが上昇した一方、海運、空運、輸送用機器などが下落した。前期の上振れ着地や今期の大幅営業増益計画が好感されたオキサイド<6521.T>が急騰。半面、今期の見通しが市場の期待に届かなかったIDOM<7599.T>が急落した。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1322/値下がり276。米国でエヌビディアやアップルが大幅高となった流れを受けて、アドバンテスト、ディスコなど半導体株や、TDK、太陽誘電など電子部品株が大幅上昇。任天堂、バンナムHD、コナミGなどゲーム株の一角に資金が向かった。業種では武田や中外製薬など薬品株に強い動きが見られた。業績関連のリリースを材料にジンズHDやローツェが急騰した。
半面、三菱重工、川崎重工、IHIの防衛大手3社がそろって下落。トヨタ、マツダ、SUBARUなど自動車株が弱かった。良品計画は上方修正を発表したものの、期待も相応に高く、目先の材料出尽くしで2%を超える下落。前期が減益着地となったイオンが4%を超える下落となった。業績関連のリリースを材料に寿スピリッツやPR TIMESが急落した。
日経平均は反発。上げ幅を700円超に広げる場面もあったが、大引けが後場の安値と引け味は良くなかった。34000円を下回って終えており、TOPIXは安値引け。きょうの上昇に関しては底打ち期待が高まったというよりも、売る理由が乏しかったという印象が強い。2894円高となった先週10日の高値34639円を超えてくれば、今回のトランプ関税に端を発した株安には一巡感が出てくる。一方、この日の高値を上回るのに日数を要すようだと、7日の安値30792円からのリバウンドに一巡感が出てくる。週初から3桁の上昇となったことは期待の持てる動きではあるだけに、34000円どころでもたつくことなく戻りを強めることができるかが注目される。