ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、下値堅い

 14日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下値が堅い。2時時点では143.21円と24時時点(143.29円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。一時は560ドル超上昇していたダウ平均がマイナス圏に一時沈むとつれる形で142.78円付近まで下押しした。トランプ米大統領が「医薬品への大規模関税を近い将来実施する」と発言したことも嫌気された模様。ただ、一巡すると143.30円台まで下げ渋るなど下値は限られた。

 ユーロドルは頭が重い。2時時点では1.1330ドルと24時時点(1.1367ドル)と比べて0.0037ドル程度のユーロ安水準だった。1.1380ドル台まで持ち直す場面があったが、その後は1.1330ドル台まで押し戻されるなど戻りの鈍い展開が続いている。

 ユーロ円は弱含み。2時時点では162.26円と24時時点(162.88円)と比べて62銭程度のユーロ安水準だった。米国株の失速が重しとなり162円台前半まで下げる場面があった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:142.24円 - 144.31円
ユーロドル:1.1280ドル - 1.1425ドル
ユーロ円:162.10円 - 163.55円


(越後)
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