ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、戻り鈍い

 14日のニューヨーク外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。4時時点では142.89円と2時時点(143.21円)と比べて32銭程度のドル安水準だった。ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事が「景気後退の脅威があれば、早期利下げを支持する」「関税によるインフレへの影響は一時的なものと予想」と発言したことなどを受けて、米10年債利回りは一時4.35%台まで低下。動き自体は鈍いものの、ドル円は再び142円台後半まで下押ししている。

 ユーロドルは小高い。4時時点では1.1353ドルと2時時点(1.1330ドル)と比べて0.0023ドル程度のユーロ高水準だった。NY終盤に入ったこともあり動意は薄いが、米長期金利の低下が支えとなって1.13ドル台半ばまで水準を切り上げている。

 ユーロ円は4時時点では162.23円と2時時点(162.26円)と比べて3銭程度のユーロ安水準だった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:142.24円 - 144.31円
ユーロドル:1.1280ドル - 1.1425ドル
ユーロ円:162.08円 - 163.55円


(越後)
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