ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロドル、弱含み

 15日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは弱含み。2時時点では1.1274ドルと24時時点(1.1328ドル)と比べて0.0054ドル程度のユーロ安水準だった。欧州連合(EU)と米国の通商交渉が難航しているとの懸念からユーロ売り・ドル買いが進行。昨日安値の1.1280ドルを下抜けて1.1264ドルまで下値を広げている。

 ユーロ円は軟調。2時時点では161.32円と24時時点(161.69円)と比べて37銭程度のユーロ安水準だった。ダウ平均は再びマイナス圏に沈む場面も見られるなど米関税政策を巡って投資家のリスク回避姿勢が再燃。ユーロ円は一時161.31円まで下げ幅を広げている。

 ドル円は2時時点では143.09円と24時時点(142.72円)と比べて37銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りは4.31%台まで低下幅を拡大しているものの反応は鈍く、143円を挟んで方向感がない。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:142.60円 - 143.59円
ユーロドル:1.1264ドル - 1.1379ドル
ユーロ円:161.31円 - 162.80円


(越後)
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