ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、下値堅い
13日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは下値が堅い。24時時点では1.0865ドルと22時時点(1.0834ドル)と比べて0.0031ドル程度のユーロ高水準だった。トランプ米大統領が欧州連合(EU)から輸入するワインなどの酒類に200%の関税を課す考えを表明したことや、「ロシアの交渉担当者は米国の一時停戦案を拒否」との報道をきっかけにユーロ売り・ドル買いが先行すると、22時30分前に一時1.0823ドルと日通し安値を付けた。
ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢となり、1.0870ドル付近まで下げ幅を縮めた。ベッセント米財務長官がドルについて「調整されるのは自然なこと」「他の通貨が好調になるのは自然」と述べたことも相場を下支えした。
ドル円は上値が重かった。24時時点では147.88円と22時時点(148.20円)と比べて32銭程度のドル安水準だった。米長期金利の上昇に伴う円売り・ドル買いが先行すると、22時過ぎに一時148.35円付近まで上げたものの、アジア時間に付けた日通し高値148.38円が目先レジスタンスとして意識されると失速した。ベッセント米財務長官の発言なども相場の重しとなり、147.84円付近まで下押しした。
ユーロ円はもみ合い。24時時点では160.67円と22時時点(160.57円)と比べて10銭程度のユーロ高水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.58円 - 148.38円
ユーロドル:1.0823ドル - 1.0897ドル
ユーロ円:160.36円 - 161.52円
(中村)
ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢となり、1.0870ドル付近まで下げ幅を縮めた。ベッセント米財務長官がドルについて「調整されるのは自然なこと」「他の通貨が好調になるのは自然」と述べたことも相場を下支えした。
ドル円は上値が重かった。24時時点では147.88円と22時時点(148.20円)と比べて32銭程度のドル安水準だった。米長期金利の上昇に伴う円売り・ドル買いが先行すると、22時過ぎに一時148.35円付近まで上げたものの、アジア時間に付けた日通し高値148.38円が目先レジスタンスとして意識されると失速した。ベッセント米財務長官の発言なども相場の重しとなり、147.84円付近まで下押しした。
ユーロ円はもみ合い。24時時点では160.67円と22時時点(160.57円)と比べて10銭程度のユーロ高水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.58円 - 148.38円
ユーロドル:1.0823ドル - 1.0897ドル
ユーロ円:160.36円 - 161.52円
(中村)