24日香港株=堅調か、米中貿易戦争の激化懸念が後退

 24日の香港市場は堅調か。米中貿易戦争の激化懸念が後退したことを受け、前日のNY市場で主要3指数はそろって上昇しており、香港市場でも買いが広がりそうだ。トランプ米大統領は中国との貿易交渉により穏健な姿勢で臨む用意があるとし、現在145%の対中関税が大幅に下がることを示唆した。米国のベッセント財務長官は23日、中国との貿易問題に関し、中国と「大きなディールの可能性がある」とした上で、「中国がリバランスを望むのであれば、米国は支援したい」と述べている。

 ただ、ハンセン指数は前日に2%超上昇し、終値で3日以来およそ3週間ぶりの高値を連日で更新した後とあって、目先の利益を確定する動きが広がる可能性もある。

 23日のNY株式相場は続伸。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、美団(03690)やアリババ集団(09988)が香港終値を下回って引けた半面、テンセント(00700)やHSBC(00005)が上回って引けた。
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