東京外国為替市場概況・15時 ドル円、上昇

 25日午後の東京外国為替市場でドル円は上昇した。15時時点では143.62円と12時時点(142.96円)と比べて66銭程度のドル高水準だった。一部通信社が関係筋の話として「中国は米製品に対する報復関税について、一部輸入品の適用除外を検討」と報じた。米中貿易摩擦の緩和期待からリスク志向ムードが強まると、ドル円は143円台に乗せて上値を試す展開に。15日高値143.59円を上抜けて143.80円まで買われた。一巡後の下押し幅も143.50円台で限られ、再びこの日の高値圏まで強含んだ。

 ユーロ円は上値を伸ばした。15時時点では162.75円と12時時点(162.24円)と比べて51銭程度のユーロ高水準だった。「中国が、一部米輸入品を報復関税の対象から除外することを検討」との報道を受け、リスクオンの円売りが優勢となった。一時790円超まで上げ幅を拡大した日経平均を眺め、162.99円まで日通し高値を更新した。

 ユーロドルは戻り限定。15時時点では1.1331ドルと12時時点(1.1348ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円が急ピッチで値を上げると、つれて昨日安値に並ぶ1.1316ドルまでユーロ安ドル高が進んだ。同水準から23日安値1.1308ドルが支持帯として意識されて反発も、1.1340ドル台では頭を抑えられた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.59円 - 143.80円
ユーロドル:1.1316ドル - 1.1394ドル
ユーロ円:162.13円 - 162.99円


(小針)
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