ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、もみ合い

 24日のニューヨーク外国為替市場でドル円はもみ合い。24時時点では142.47円と22時時点(142.40円)と比べて7銭程度のドル高水準だった。3月米中古住宅販売件数が年率換算で402万件と予想の413万件を下回ると一時142.28円と日通し安値を付けた。半面、安く始まったダウ平均が上げに転じるなど、米国株相場が底堅く推移したことが相場を下支えした。日米財務相会談を控える中、大きな方向感は出なかった。
 なお、ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事は「関税の物価への影響は一時的になると強く確信」「FRBは政策決定にあたりデータを注視」「データ重視は政策対応の遅れにつながるリスクをもたらす」などと述べたと伝わった。

 ユーロドルももみ合い。24時時点では1.1372ドルと22時時点(1.1376ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りが入ったものの、値動きは総じて緩慢だった。

 ユーロ円は24時時点では162.03円と22時時点(162.00円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.28円 - 143.46円
ユーロドル:1.1316ドル - 1.1395ドル
ユーロ円:161.85円 - 162.39円

(中村)
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