ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、底堅い

 22日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い動き。24時時点では140.71円と22時時点(140.51円)と比べて20銭程度のドル高水準だった。ダウ平均が一時800ドル超上昇するなど、米国株相場が大幅に上昇すると、投資家の過度なリスク回避姿勢が和らぎ円売り・ドル買いが優勢となった。23時過ぎには一時140.92円付近まで持ち直した。

 ユーロドルは24時時点では1.1478ドルと22時時点(1.1471ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。足もとで進んだ米国の「トリプル安(株安・債券安・通貨安)」を巻き戻す動きが広がると、22時過ぎに一時1.1456ドルと日通し安値を付ける場面があった。

 ユーロ円は強含み。24時時点では161.50円と22時時点(161.18円)と比べて32銭程度のユーロ高水準。ドル円の持ち直しや米国株相場の上昇に伴う円売り・ユーロ買いが出た。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.89円 - 141.17円
ユーロドル:1.1456ドル - 1.1547ドル
ユーロ円:160.99円 - 162.32円


(中村)
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