株式明日の戦略-後場一段高で6日続伸 円安進行が一段の追い風に
5月1日の日経平均は大幅に6日続伸。終値は406円高の36452円。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり590/値下がり988。米国で決算を発表したマイクロソフトやメタが時間外で買われたことを手がかりに、アドバンテストやディスコなど半導体株の多くが大幅上昇。フジクラ、日立、リクルート、任天堂などグロース系の銘柄に強い買いが入った。業績関連のリリースを材料にJR東海やHOYAが急伸。北海道電力やBIPROGYはストップ高まで買われており、配当性向の引き上げなどを発表したストライクはストップ高比例配分となった。
半面、半導体株の多くが買われる中、決算を発表した東京エレクトロンは小幅な下落。日銀会合の結果発表後に三菱UFJや三井住友など銀行株が売りに押された。商船三井が連日の大幅安となっており、海運株が全般軟調。業績関連のリリースで関西電力や大塚商会が大きく売られており、今期が大幅減益見込みとなった村田製作所が12.8%安と急落した。
日経平均は日銀会合を消化して大幅高。6日続伸かつ、そのいずれも3桁の上昇と強い動きが続いた。あすは米4月雇用統計の発表前で、東京市場は来週月曜と火曜が休場となる。それでも、6日続伸する中で2000円超水準を切り上げているだけに、売り急ぎは抑制されるだろう。日銀会合の結果が出て以降、ドル円が円安に振れている。この流れが継続するなら大型外需には支援材料となる。本日の米国でマイクロソフトやメタが上昇するであろうことは織り込みが進んでいるが、先回りで買われた半導体株が反動売りに押されなければ、連休前にもう一段上を試す展開も期待できる。
(山下)
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり590/値下がり988。米国で決算を発表したマイクロソフトやメタが時間外で買われたことを手がかりに、アドバンテストやディスコなど半導体株の多くが大幅上昇。フジクラ、日立、リクルート、任天堂などグロース系の銘柄に強い買いが入った。業績関連のリリースを材料にJR東海やHOYAが急伸。北海道電力やBIPROGYはストップ高まで買われており、配当性向の引き上げなどを発表したストライクはストップ高比例配分となった。
半面、半導体株の多くが買われる中、決算を発表した東京エレクトロンは小幅な下落。日銀会合の結果発表後に三菱UFJや三井住友など銀行株が売りに押された。商船三井が連日の大幅安となっており、海運株が全般軟調。業績関連のリリースで関西電力や大塚商会が大きく売られており、今期が大幅減益見込みとなった村田製作所が12.8%安と急落した。
日経平均は日銀会合を消化して大幅高。6日続伸かつ、そのいずれも3桁の上昇と強い動きが続いた。あすは米4月雇用統計の発表前で、東京市場は来週月曜と火曜が休場となる。それでも、6日続伸する中で2000円超水準を切り上げているだけに、売り急ぎは抑制されるだろう。日銀会合の結果が出て以降、ドル円が円安に振れている。この流れが継続するなら大型外需には支援材料となる。本日の米国でマイクロソフトやメタが上昇するであろうことは織り込みが進んでいるが、先回りで買われた半導体株が反動売りに押されなければ、連休前にもう一段上を試す展開も期待できる。
(山下)