今日の株式見通し=大幅高か 米中協議を好感してダウ平均は4桁の上昇
東京市場は大幅高か。米国株は上昇。ダウ平均は1160ドル高の42410ドルと4桁の上昇となった。米中貿易協議では双方が「相互関税」を115%引き下げ、米国の対中関税を30%に、中国の対米関税を10%に引き下げることで合意。一部に関しては90日間停止することでも合意に至った。これらを受けてリスクオンの様相が強まる展開。ナスダックは4%を超える上昇となった。為替市場では円安(ドル高)が進行しており、ドル円は足元148円30銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて1060円高の38760円、ドル建てが1120円高の38820円で取引を終えた。
きのうの日本株も米中協議の進展を材料に上昇してはいるが、中身に関しては伝わっていなかった。かなり踏み込んだ内容であったことや、米国株に著しく強い反応が見られたことはポジティブサプライズ。CME225先物は大幅な上振れを示唆しており、全面高の展開が想定される。一気に水準を切り上げると思われる分、買い一巡後は早い時間に値動きが落ち着くとみるが、売りを出しづらい地合いの中、終日高い位置を維持するだろう。日経平均の予想レンジは38200円-38900円。
(山下)
きのうの日本株も米中協議の進展を材料に上昇してはいるが、中身に関しては伝わっていなかった。かなり踏み込んだ内容であったことや、米国株に著しく強い反応が見られたことはポジティブサプライズ。CME225先物は大幅な上振れを示唆しており、全面高の展開が想定される。一気に水準を切り上げると思われる分、買い一巡後は早い時間に値動きが落ち着くとみるが、売りを出しづらい地合いの中、終日高い位置を維持するだろう。日経平均の予想レンジは38200円-38900円。
(山下)