今日の株式見通し=堅調か 米グロース株の上昇や円安が追い風に

 東京市場は堅調か。先週末の米国株は上昇。ダウ平均は20ドル高の40113ドルで取引を終えた。マイナス圏で推移する時間が長かったが、終盤に戻してプラス圏に浮上。テスラやエヌビディアなど主力グロース株の動きが良く、ナスダックは概ね堅調に推移した。ドル円は足元143円80銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて220円高の36000円、ドル建てが325円高の36105円で取引を終えた。

 米国株の上昇を好感した買いが入ると予想する。為替が円安気味で推移していることも、日本株には追い風となる。米国動向からはグロース株が上昇の先導役になると見込まれる。「トランプ・リスク」に対する過度な警戒が後退する中で決算発表を迎えることができたことから、日米株ともに足元の動きが良くなっている。東京市場はあすが休場のため買い一巡後は様子見となりそうだが、売りが手控えられることで場中もしっかりとした動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは35850円-36200円。
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