今日の株式見通し=小動きか 休場前の米国株はまちまち
東京市場は小動きか。米国株はまちまち。ダウ平均とナスダックが下落した一方、S&P500が上昇した。ダウ平均は527ドル安の39142ドルで取引を終えた。値幅を伴った下げとなったが、これは構成銘柄のユナイテッドヘルス・グループが決算を受けて22.4%安と急落した影響が大きい。S&P500は概ねプラス圏で推移し、ナスダックはプラス圏とマイナス圏を行き来するなど、全体では方向感が定まらなかった。ドル円は足元142円40銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて35円高の34465円、ドル建てが140円高の34570円で取引を終えた。
本日の米国は聖金曜日で休場。ほかにも休場が多く、市場参加者の減少が予想される。ダウ平均の大幅安は個別要因であるだけに、きょうは上にも下にも動きづらいと予想する。CME225先物からは強めのスタートが想定されるが、買い材料には乏しい中、高く始まったとしても上値は重いだろう。一方、前日に日米交渉を波乱なく消化していることから、マイナス圏に沈むようなら下値は拾われるとみる。場中は大きく値幅が出ればそれを打ち消す動きが出てきて、次第にこう着感が強まると予想する。日経平均の予想レンジは34200円-34600円。
(小針)
本日の米国は聖金曜日で休場。ほかにも休場が多く、市場参加者の減少が予想される。ダウ平均の大幅安は個別要因であるだけに、きょうは上にも下にも動きづらいと予想する。CME225先物からは強めのスタートが想定されるが、買い材料には乏しい中、高く始まったとしても上値は重いだろう。一方、前日に日米交渉を波乱なく消化していることから、マイナス圏に沈むようなら下値は拾われるとみる。場中は大きく値幅が出ればそれを打ち消す動きが出てきて、次第にこう着感が強まると予想する。日経平均の予想レンジは34200円-34600円。
(小針)