今日の株式見通し=堅調か 対中関係改善期待が高まり米国株は上昇
東京市場は堅調か。米国株は上昇。ダウ平均は419ドル高の39606ドルで取引を終えた。トランプ大統領がパウエルFRB議長を解任するつもりはないと言及したことに加えて、大統領発言やウォールストリート・ジャーナルの報道などから対中関税の大幅引き下げに対する期待が高まったことが買い材料となった。ドル円は足元143円00銭近辺で推移。ベッセント財務長官から強いドル政策を維持する旨の発言が出てきたことなどを受けて、ドル高(円安)に傾斜している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて435円高の35355円、ドル建てが535円高の35455円で取引を終えた。
米国株高を好感した買いが入ると予想する。トランプ大統領がFRB議長の解任を否定したことについては、日本株はきのうの時点で織り込んでいる。しかし、新たに米中関税改善期待が高まるニュースが出てきただけに、きょうはもう一段を試しにいくだろう。ダウ平均は一時4桁高となったところからは値を消しており、日経平均も高く始まった後は伸び悩む可能性がある。それでも、CME225先物からは節目の35000円を大きく上回るスタートが想定される中、下値不安が後退してしっかりとした動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは35100円-35500円。
(小針)
米国株高を好感した買いが入ると予想する。トランプ大統領がFRB議長の解任を否定したことについては、日本株はきのうの時点で織り込んでいる。しかし、新たに米中関税改善期待が高まるニュースが出てきただけに、きょうはもう一段を試しにいくだろう。ダウ平均は一時4桁高となったところからは値を消しており、日経平均も高く始まった後は伸び悩む可能性がある。それでも、CME225先物からは節目の35000円を大きく上回るスタートが想定される中、下値不安が後退してしっかりとした動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは35100円-35500円。
(小針)