東京外国為替市場概況・17時 ドル円、弱含み

 19日午後の東京外国為替市場でドル円は弱含み。17時時点では144.84円と15時時点(145.17円)と比べて33銭程度のドル安水準だった。先週末に米格付け会社ムーディーズが米国の格付けを引き下げたことを受けて、週明けの欧州勢が売りで参入。東京午前に付けた144.81円を下抜けて144.67円まで下げ足を速めた。

 ユーロドルは買い優勢。17時時点では1.1238ドルと15時時点(1.1184ドル)と比べて0.0054ドル程度のユーロ高水準だった。欧州勢参入後に全般ドル売りが進んだ流れに沿った。ユーロドルは先週末高値の1.1220ドルを上抜けて1.1245ドルまで買い上げられた。

 ユーロ円は17時時点では162.78円と15時時点(162.36円)と比べて42銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇につれる形で162.86円まで強含んだ。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:144.67円 - 145.55円
ユーロドル:1.1157ドル - 1.1245ドル
ユーロ円:162.15円 - 162.86円


(越後)
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