ニューヨーク外国為替市場概況・24時　ドル円、弱含み

　26日のニューヨーク外国為替市場でドル円は弱含み。24時時点では142.78円と22時時点（142.97円）と比べて19銭程度のドル安水準だった。22時前に143.03円付近まで上昇する場面があったものの、東京時間の朝方につけた高値143.08円手前で上値の重さを確認すると、その後は持ち高調整目的の売りに押された。手掛かり材料に乏しい中ではあったが、142.70円台までやや上値を切り下げた。

　ユーロドルは小高い。24時時点では1.1384ドルと22時時点（1.1375ドル）と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。対円などでドル買いが一服するなか、1.1380ドル台までわずかに下値を切り上げた。なお、一部報道では「欧州連合（EU）は米国との貿易交渉を迅速化する方針」などと伝わっている。

　ユーロ円は24時時点では162.54円と22時時点（162.63円）と比べて9銭程度のユーロ安水準だった。ドル円につれて162円台半ばまでやや上値を切り下げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円：142.23円　-　143.08円
ユーロドル：1.1359ドル　-　1.1419ドル
ユーロ円：161.78円　-　162.98円

（岩間）