東京外国為替市場概況・17時 ドル円、小高い

 11日午後の東京外国為替市場でドル円は小高い。17時時点では145.12円と15時時点(144.99円)と比べて13銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りが上昇したことを手掛かりに円売り・ドル買いが進行。一時145.25円と日通し高値を付けた。もっとも、昨日高値の145.29円が目先のレジスタンスとして意識されると買いは一服した。

 ユーロドルは下値が堅い。17時時点では1.1419ドルと15時時点(1.1422ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。欧州勢が参入し始めると一時1.1405ドルまで下げたが、独長期金利が上昇するなかで一巡後は買い戻しが入り1.1420ドル台まで持ち直している。

 ユーロ円は17時時点では165.72円と15時時点(165.60円)と比べて12銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇やユーロドルの下げ渋りを支えに高値圏を維持している。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:144.66円 - 145.25円
ユーロドル:1.1405ドル - 1.1439ドル
ユーロ円:165.39円 - 165.81円


(越後)
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