東京外国為替市場概況・17時 ドル円、買い継続

 14日午後の東京外国為替市場でドル円は買い継続。17時時点では139.10円と15時時点(138.42円)と比べて68銭程度のドル高水準だった。アジア時間からの買いの流れが継続。時間外の米10年債利回りが2.98%台まで上昇したことも支えに、1998年以来の高値となる139.23円まで値を上げた。

 ユーロ円は買い優勢。17時時点では139.62円と15時時点(138.68円)と比べて94銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれた買いが入ったほか、欧州金利上昇もユーロ買いを後押し。一時139.77円まで値を上げた。また、他のクロス円も軒並み堅調に推移。ポンド円は165.18円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは下値が堅い。17時時点では1.0036ドルと15時時点(1.0018ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ高水準だった。ドル買いの流れに沿って1.0005ドルまで弱含む場面があったが、その後は売りも一服。欧州金利の上昇を背景に買い戻しが進み、1.0040ドル台まで切り返した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:137.28円 - 139.23円
ユーロドル:1.0005ドル - 1.0065ドル
ユーロ円:137.99円 - 139.77円

(岩間)
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