ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、底堅い

 18日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは底堅い。24時時点では1.0194ドルと22時時点(1.0136ドル)と比べて0.0058ドル程度のユーロ高水準だった。7月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数が55と予想の66を大きく下回ったことなどがドル売りを促し、24時前に一時1.0201ドルと日通し高値を更新した。市場で台頭していた26-27日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での1%利上げ観測がさらに後退し、0.75%の利上げが確実視されつつあるようだ。

 ドル円は頭が重い。24時時点では138.03円と22時時点(138.29円)と比べて26銭程度のドル安水準だった。予想を下回る米住宅指標を受けて一時137.97円付近まで下押ししたものの、20-21日の日銀金融政策決定会合では大規模な金融緩和策の維持が見込まれており、一本調子で円買いが進む展開にはならなかった。

 ユーロ円は堅調。24時時点では140.71円と22時時点(140.19円)と比べて52銭程度のユーロ高水準。欧米株価の上昇を背景に投資家のリスク志向が改善すると円売り・ユーロ買いが優勢となった。24時前に一時140.80円と日通し高値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:137.89円 - 138.63円
ユーロドル:1.0064ドル - 1.0201ドル
ユーロ円:139.38円 - 140.80円

(中村)
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