東京外国為替市場概況・15時 ドル円、弱含み

 19日午後の東京外国為替市場でドル円は弱含み。15時時点では137.99円と12時時点(138.19円)と比べて20銭程度のドル安水準だった。戻り鈍いなか、米10年債利回りが2.96%台へ低下したことも重しとなり、昨日安値137.89円を下回り一時137.83円まで下値を広げた。

 ユーロドルは小幅高。15時時点では1.0147ドルと12時時点(1.0129ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ高水準だった。米金利が低下傾向なことも支えに、1.0157ドルまで上値を伸ばした。また、ポンドドルも1.1973ドルまで上値を伸ばした。

 ユーロ円は小幅高。15時時点では140.02円と12時時点(139.98円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。一時139.70円まで下値を伸ばしたものの、日本株が堅調に推移したことで底堅い展開となった。

 豪ドルは対ドルで0.6857ドル、対円でも94.59円まで上値を伸ばした。午前中に公表された7月の豪準備銀行(RBA)議事要旨や、午後のブロックRBA(豪準備銀行)副総裁のタカ派的な見解を受けて堅調に推移した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:137.83円 - 138.39円
ユーロドル:1.0120ドル - 1.0157ドル
ユーロ円:139.70円 - 140.37円

(山下)
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