東京外国為替市場概況・10時 ドル円、伸び悩み

 19日の東京外国為替市場でドル円は伸び悩み。10時時点では138.23円とニューヨーク市場の終値(138.14円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。連休明けのドル円は、日経平均が小高く始まったことなどが支えとなり買いが先行し、一時138.39円まで上昇した。しかし、日経平均が上げ幅を徐々に削ったことや、昨日のNY高値138.44円、アジア時間の戻り高値138.45円が重しとなり138.19円前後まで押し戻され伸び悩んだ。

 ユーロ円はじり安。10時時点では140.01円とニューヨーク市場の終値(140.12円)と比べて11銭程度のユーロ安水準だった。日経平均株価がほぼ横ばいまで上げ幅を縮めたことで、140.37円を頭に139.97円までじり安。

 ユーロドルは弱含み。10時時点では1.0128ドルとニューヨーク市場の終値(1.0143ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円をはじめユーロクロス全体が売られていることで、ユーロドルも1.0128ドルまで弱含み。なお、ユーロスイスフランは0.9909フラン、ユーロ豪ドルは1.4878豪ドルまで下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.05円 - 138.39円
ユーロドル:1.0128ドル - 1.0148ドル
ユーロ円:139.97円 - 140.37円

(松井)
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