東京外国為替市場概況・12時 ドル円、弱含み

 18日の東京外国為替市場でドル円は弱含み。12時時点では138.18円とニューヨーク市場の終値(138.57円)と比べて39銭程度のドル安水準だった。東京市場が休場で閑散取引の中、米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ幅が0.75%の可能性が高まっていること、時間外のWTI原油先物相場が一時96ドルを割り込んだことなどを受けて、一時138.03円まで下値を広げた。

 ユーロドルは強含み。12時時点では1.0101ドルとニューヨーク市場の終値(1.0080ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ高水準だった。FOMCでの利上げ幅が0.75%の可能性が高まっていることで、一時1.0114ドルまで上値を伸ばした。
 ドルは全面安の展開となっており、ポンドドルは1.1905ドル、豪ドル/ドルは0.6819ドル、NZドル/ドルは0.6201ドルまで堅調に推移した。

 ユーロ円は小幅安。12時時点では139.59円とニューヨーク市場の終値(139.63円)と比べて4銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が下落したことで、一時139.44円まで下値を広げる局面があったものの、ユーロドルの上昇を受けて下値は限定的だった。
 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.03円 - 138.63円
ユーロドル:1.0064ドル - 1.0114ドル
ユーロ円:139.44円 - 139.83円

(山下)
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