東京外国為替市場概況・8時 ドル円、上値が重い

 18日の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。8時時点では138.44円とニューヨーク市場の終値(138.57円)と比べて13銭程度のドル安水準だった。オセアニア通貨に対するドル売りに押され138.44円まで弱含み、先週末安値138.39円に迫った。もっとも、東京市場が海の日で休場ということもあり、ドル円の商いは低調。

 ユーロ円は方向感ない。8時時点では139.60円とニューヨーク市場の終値(139.63円)と比べて3銭程度のユーロ安水準だった。クロス円は流動性が悪いことで値幅はあるが、大きなトレンドを作ることはできず、先週末引け値を中心とした値動きは変わらず方向感のない動き。
 なお、週末の中国のコロナウイルス感染者数が5月23日以来の高水準を記録したことで、中国株式市場の値動きが注目されている。

 ユーロドルは小動き。8時時点では1.0084ドルとニューヨーク市場の終値(1.0080ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。オセアニア通貨に連れる動きを見せているが、値動きは乏しく小動き。
 なお、NZドルは小幅高。4-6月期NZ消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったことで、NZドルは小幅ながら買われ対ドルで0.6168ドル、対円で85.45円まで強含んだ。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.44円 - 138.63円
ユーロドル:1.0064ドル - 1.0089ドル
ユーロ円:139.46円 - 139.83円

(松井)
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