東京外国為替市場概況・15時 ドル円、もみ合い

 15日午後の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。15時時点では138.96円と12時時点(138.90円)と比べて6銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りは2.94%台へ低下しているものの、日米株価指数が堅調に推移していることで、20日のNYカットオプション139.00円周辺で下げ渋る展開となった。

 ユーロドルは小幅安。15時時点では1.0021ドルと12時時点(1.0037ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ圏のスタグフレーション懸念やイタリア政局混迷への警戒感などから、1.00ドル台前半で上値が重い展開となった。

 ユーロ円は弱含み。15時時点では139.26円と12時時点(139.43円)と比べて17銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルが軟調に推移していることで、139円台前半で上値が重い展開となった。

 豪ドル/ドルは、豪大手金融機関が豪準備銀行(RBA)の利上げペースの鈍化を予想したことで、0.6724ドルまで軟調に推移した。豪ドル円も一時93.43円まで下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.77円 - 139.13円
ユーロドル:1.0011ドル - 1.0041ドル
ユーロ円:139.01円 - 139.53円

(山下)
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