欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、買い一服

 14日の欧州外国為替市場でドル円は買いが一服。20時時点では139.06円と17時時点(139.10円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。17時過ぎに139.39円まで上値を伸ばしたが、その後は買いも一服。米10年債利回りが2.98%台から2.95%台まで上昇幅を縮めるなか、138.60円付近まで持ち高調整売りが入る場面もあった。

 ユーロ円は伸び悩み。20時時点では139.29円と17時時点(139.62円)と比べて33銭程度のユーロ安水準だった。アジア時間から急ピッチで進んだ円売りが一服し、139.03円付近まで上値を切り下げた。欧米株式指数が軟調に推移したことも相場の重しとなった。

 ユーロドルは神経質な動き。20時時点では1.0015ドルと17時時点(1.0036ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ安水準だった。1.00ドル台前半での神経質な展開となった。米金利の上昇を背景にした売りの勢いは後退したが、株安が目立つ中で買い戻しも限られた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:137.28円 - 139.39円
ユーロドル:1.0005ドル - 1.0065ドル
ユーロ円:137.99円 - 139.77円

(岩間)
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